映画「恋におちたシェイクスピア」を観ました
衝撃のシェイクスピア役の発表から2週間。
興奮してばかりもいられず、観劇予定を考え上川さんFCで申込、これから上川さんと五関くんでどんなお芝居ややり取りが繰り広げられ、舞台が終わったらどんな未来が待ってるのかなど、考えている間にあっという間に1週間。
上川さんはSPドラマ「検事の本懐」に向けての番宣でたくさんの番組に出演し、息つく間もなくレコーダーを働かせ、2日にはFC当落発表。
無事にチケットを確保し、心置きなく「検事の本懐」見る…という1週間でした。
さて、今回の舞台の元となる映画「恋におちたシェイクスピア」を観ました。
※以下、これから映画を観る予定の方、予習・予備知識なしで観劇予定の方は、ご自身の判断でブラウザをそっと閉じていただくか、適度に読み飛ばしていただければと思います。
映画版キャストと舞台版キャストの確認
まず観る前にキャストの確認。
今回観るうえで、映画版キャストから舞台版キャストに置き換えて、想像してみるという作業をしました。
役名 | 映画版キャスト | 舞台版キャスト |
---|---|---|
ヴァイオラ・デ・レセップス | グウィネス・パルトロー | 観月ありさ |
ウィリアム・シェイクスピア | ジョセフ・ファインズ | 上川隆也 |
フィリップ・ヘンズロー | ジェフリー・ラッシュ | 秋野太作 |
ウェセックス卿 | コリン・ファース | 藤本隆宏 |
ヒュー・フェニマン | トム・ウィルキンソン | |
ネッド・アレン | ベン・アフレック | 五関晃一 |
エリザベス女王 | ジュディ・デンチ | 十朱幸代 |
クリストファー・マーロウ | ルパート・エヴェレット | |
ジョン・ウェブスター | ジョー・ロバーツ | |
ウィル・ケンプ | パトリック・バーロー | |
リチャード・バーベッジ | マーティン・クランス | |
ロザライン | サンドラ・レイントン | |
ティルマー | サイモン・キャロー | |
ノル | バーナビー・ケイ | |
ラルフ・バッシュフォード | ジム・カーター | |
ウォバッシュ | マーク・ウィリアムズ | |
ジェームズ・ヘミングス | グレゴア・トラッター | |
デ・レセップス夫人 | ジル・ベーカー | 小川菜摘 |
メイド | アンバー・グロソップ | |
サム | ダニエル・ブロックルバンク | 黒川ティム? |
乳母 | イメルダ・スタウントン | 黒田こらん(予想) |
少女 | - |
キャストは全員発表されていますが、誰が誰を演じるか主要キャスト以外はまだわかりません。
映画を見て感じたのは、舞台を観る前に誰が誰を演じて、どういう人間関係は確認した方が良さそうということ。
ぼーっとみてしまうと、途中であれ?となってしまいそうです^^;
シェイクスピア絡みの超雑感
- 映画ではヴァイオラが主人公だったそうだが、これどう見てもシェイクスピアだな…
- 上川さんがあのイケボで愛の言葉、愛の詩を口にするんですか!?
- あぁー東山さんがロミジュリやったときキスシーン何回が話題だったとかあったな。
- 舞踏会のシーンありますね、踊りますよねー?
- えーっと、乳母川さん?
- この舞台でついでに上川さんのロミオが観られるのかー♪
- 映画のウィルはかなり若い感じがするが、上川さんはどのライン(過去に演じた役なら誰に近いか)で演じるのかな?
- ウィルVSウェセックスの一騎打ちは1つ見せ場だな(我善導さんがつぶやいてたのはここじゃないかと思っているが)。
- 上川さんが演じるところがあまり想像ができないが、とにかくかっこいいだろう。ウィル川さんに恋する必至。
- 上川さんファンの屍の山になるんじゃないかこれ?
ネッド絡みの超雑感
- 登場までかなり時間ある。
- だけど、登場はかなりかっこいい。が、ちったいのが気になりそうw
- ネッドはもしかして…ゴッチェ?いや。むしろサンチェ?
- 決して出番は多くない。そこに“ダンスが得意”をどう盛り込む?
- ベン・アフレック曰く「ネッドはあの時代のトム・クルーズ」*1…ゴセ・クルーズ。
- ゴッチェと思えば、想像するのは容易かもしれない。
ウィル&ネッド絡みの超雑感
- 上川さんと五関くんの年齢差20歳。ただの闘争心剥き出しのライバル関係でもなければ、仲良しこよしでもない、でもちゃんと信頼が見える絶妙な関係どう出す?
- そして2人のシーンも決して多くない。ただ、数少ない2人のシーンで、この物語のキーワードの1つが出てくる。そしてそれを口にするのはネッド。それだけで十分激アツ。
- 殺陣シーンがあるが、この流れだと2人は味方同士。同じ目線で捉えることは難しいだろうな。
その他
- これが肝だと思うが、ロミオとジュリエットのストーリーと、ウィルとヴァイオラが愛し合うシーンが交互に出てくるが、これを舞台でどう表現するのか?これがこけたらもうカオスだろうな。
- これ以外にも、映像だからできる表現が多々。演出が鍵になるのでは?
- 実は1番かっこいいのはエリザベス女王だと思う。
と言ったところ。
「シェイクスピア物語」なので、もちろん禁断の恋におちてしまったシェイクスピアの話なのだが、同時に上川ロミオと観月ジュリエットの「ロミオとジュリエット」である。
私はとにかく上川さんのシェイクスピアで十二分に満足できそうだ^^
シェイクスピアを知りたい
映画を観た方が良いか、それははっきりと申し上げることはできないが、映画を観た方が理解は早いと思います、脚本が原作とまるっきり違うなんてことがなければ。
ただ、ネッドを見るとなれば、映画だとかなり情報が少ないです。
ネッドを演じたベン・アフレックの話なんかがどこかに転がっていれば、材料になりそうなんだが…。
あとこの映画を見て「ロミオとジュリエット」を可能ならば読みたいと思いました。
そしてさらに可能ならば、シェイクスピアのこと、この時代の世界史の勉強をしてから見たいと思いました。
ロミジュリは大学の時に英国文学史のレポートのために読んだきり、世界史はセンター試験で終了しているので、少し学生に戻らないと…。
こんな記事を読みました。
上川さんが9月に出演した朗読劇「VOICARION」の作・演出 藤沢文翁さんのブログ記事です。
ちょうどシェイクスピア役が発表されたあとで、興味深く読ませていただきました。
これを読んだのちに映画を観たのですが、なるほどと思いました。
難しいな…と感じてしまっていた、シェイクスピアの言葉との距離が少し縮まったような気がします。
開幕まであと2週間ちょっと。
もう少しシェイクスピアにも、ネッドにも近づきたい…!!
*1:特典映像